光が支配する世界と闇が支配する世界



それぞれに神と魔王が頂点に立ち、支える天使と悪魔が存在した



そんな彼等は、昔から対立し、仲が悪かった



悪かった・・・はずなのだが・・・





今では世界の中央にある、他から邪魔されない隔離された島にある宮殿で月に一度会議やいろいろな報告をしたりするようになっていた。





これも全て現在神と魔王となっている二人の存在によってなのだが、いまだに気に入らない悪魔や天使は相変わらずお互いを嫌っているが、別にそんなことにこだわらない者はいたって普通にそれなりの交友関係を持っていたりもした。





そして今日、月に一度の魔界と神界の代理と言う名の息子と部下数名が集まる会議の日だった。

なのだが、それぞれの代理人は面倒、もしくは忘れているといった事でなのか、姿がなかった。















Are you Angel or Devil ?















真っ白の翼を広げて空を飛ぶ一人の天使がいた。

「ったく、なんで俺が面倒な会議にわざわざ出なきゃいけねーんだよ。」

兄貴は押し付けて逃げて行ったしと、ぶつぶつ文句を言う彼はこれでも神の息子であるカイト。

カイトは面倒な会議に出るのが嫌で、無理やり引き連れてきた部下達の目を盗んで脱走したのだった。

「どっかで、昼寝しながら時間でもつぶそうかねぇ〜?」

何処か丁度良いところはないかとキョロキョロと探す。

ここはまだ、神界と魔界の中央の宮殿の庭にあたる場所。探し方によっては、部下に見つかって会議に出席させられてしまう。

それでは困るので見つからないように外部からのものをカットするために、結界を張るのに丁度良く、自分の昼寝にも丁度良い場所はないかと探す。

幼い頃から相棒として一緒にいた白い鳩にも、何処か無いかと探させる。

そんな時、ふと白い鳩が何かを見つけたらしくその方向を見ると、そこには自分に面倒な事を押し付けて逃げた兄のキッドがいた。

カイトの気配に珍しく気付いていないらしいキッドに、珍しい事もあるんだなと思いつつ、今日の腹いせに脅かしてやろうと、ニヤリと企むカイト。それを心配そうに見つめる鳩に、大丈夫と頭を撫でてやって、鳩を肩に乗せたままゆっくりとキッドのいる場所へと降りて行く。

もう少しでキッドの背後がとれるといったところでやはりさすがと言うべきか、キッドがカイトの存在に気付き、振り返ってしまった。

「ちょ、カイト!」

驚きで声をあげてしまった事にしまったと思いながら、それでも実行はしようとするカイトをよけるキッドは、足元にいたカイトの白い鳩を踏みつけないようにとしたために、足場をなくして、その木から落ちてしまった。

だからといって、むざむざ格好悪く落ちるわけではなく、華麗に地上に降り立った。

カイトはその時、木下で腰掛けている誰かを見つけた。羽を隠している人。なので、天使なのか悪魔なのかはわからないが、まずい事をしたかなと身を乗り出しながら下で執り行われようとする会話を聞いた。

キッドはしまったと言う感じで、少々困ったが、これも良い機会かもしれないと、いきなり落ちて来た男を見上げる、蒼い目をした綺麗な人ににっこりと微笑んで一礼した。

「貴方の読書の一時をお邪魔して申し訳ありません。」

目の前にいる男に近づくキッド。カイトはカイトで一瞬上を見上げて目があった相手に、一目ぼれなんぞをしていた。

これといってほとんど執着心を持たず、飽きっぽく退屈な日々が嫌いな彼等にとって、はじめてほしいと思った相手。

「いや、別に。邪魔してないし。」

それに丁度読み終わったところだしと、謝られても困ると首をかしげる男。キッドとしては、そんな仕草を簡単に見せないで下さいというところ。カイトも同じ。

「というか、ここにいるとき、だいたいいただろ、お前。」

そういわれると、ばれていたのですねと内心己の失態に慌てる。バレないと思っていたのに、本人に気付かれたていたのだ。それを木の上からむっとしつつも、見破られてやんのと良い気味と不気味な笑みを浮かべているカイト。

「それで、俺に何か用でもあるのか?」

男は本をぽんっと消してキッドに問いかける。用という用はない。ただ、知り合いたいと思っていただけだった。

頭の良い彼は、この機会を逃す手はないと、すぐに考えて男に言った。

「この木にて羽休めをしようとした時、貴方のような方を見る事が出来、邪魔をしてはいけないと思い、上で隠れていました。」

「その割には、だいたいいつもいるだろ?暇なのか?」

「違います。貴方を一目見た時、貴方に目を奪われ、私はいつも貴方と話を交わす事を望んでいたのです。しかし、貴方の楽しみを邪魔するわけにも行かず、黙っていました。」

そこまで言うと、そんなことかといって上にいるあれは知り合いかと、指差して尋ねる。キッドが影で舌打ちをしたのを、カイトは見ていた。

「ええ、知り合い、というより、・・・・私の弟です。」

「へぇ。どうりで似ていると思った。」

そういう彼もまた、この二人と似ていたりもする。だが、ここにいる三人はお互いを似ているとはあまり認識しない。それはきっと、三人ともがお互いの存在や持つ雰囲気が違っている事を感じ取っているからだと思われる。

しぶしぶキッドが言った言葉にカイトは嬉々として木から飛び降りて、男の手をとって名前を名乗った。

「俺、カイト。はじめまして、よろしくな。」

「・・・私はキッドと申します。」

何故か名前を名乗るのを先越されて、少々不機嫌ながらも態度や表情を変えずに名を名乗るキッド。男から見れば、本当に正反対な奴等だなと思う。

そして何により楽しそうで飽きないだろうなと思い、にやりと笑みをつくながら男は二人に名前を名乗った。

「俺は、シンイチだよ。まぁ、何かの縁だ。よろしくな。」

両手を差し出して、右手をキッド左手をカイトに向けて、三人は握手を交わした。

これが、三人の出会いだった。











神の神殿と呼ばれる場所。かなり不気味なぐらいにご機嫌な男が二人。何かの前触れだとどうしたものかと悩む者達がたくさんいた。

それもそうだ。めったにここまで感情を出して、うれしそうに微笑んでいる事はない。しかも、何か企んでいるというか、秘密ごとがあるというか・・・。

「いったい、何があったんや?」

「僕も知りません。天地合同の会議で姿を消してここに戻ってくるまでの間に、何があったかは当の本人しか・・・。」

ヘイジとサグルはかなりご機嫌の良い二人の神の息子で、次の双子神とすでに言われているキッドとカイトにかなり不振に思っているらしい。

それもそうだ。いつも二人はかなり不機嫌なのだから。そして、その怒りの八つ当たりの矛先は彼等や他の神殿に使える偉い人達だった・・・。哀れ、大天使達よ。






早く明日がこればいいのにと、かなりご機嫌のキッド。カイトも彼を気に入り、彼に名前を覚えられた事には予想外だったが、相手の名前を知れた事に、満足していた。

「これから、いろいろと知り合えばいいですしね。」

そういいながら、部屋の扉をあけると・・・。

「・・・何をやっているのですか?」

目の前にいるカイトに少し気分を降下させて、あきらかに不機嫌ですといった表情を見せる。

「だって、俺だってお前の部屋になんか来たくなかったんだぞ!」

昼間今まで黙っていてずるいとか散々文句言った挙句、あの人を手に入れるなどと宣言して嬉々と部屋に戻っていった男が、今ここで半泣きになりながらいた。メソメソとしながら、それがつくられた嘘泣きではない事がわかる。これも、長年一緒にいることからだろう。

「で、こんなところに来るほど、何があったんですか?」

だいたい、こんな事があるとすればどういった事があるかはだいたい予想できるが、確証はないので聞いてみる。

「だってぇー、今日の会議サボっただろー?それで紅子と志保ちゃんがお怒りで、部屋で待機してたのー。」

と、訴えてくるカイト。確かにあの二人に睨まれれば恐ろしいなと、キッドも思う。何より、自分がカイトに任せて神殿を出るのは、出来るだけあの二人に関わりたくないと思っているからだったりもする。

「それはわかりました。私も逃げている身です。この事には何も言いません。しかし、彼の事に関しては別ですけどね。」

奥の布団を出しておきなさいと言ってやると、ぱぁっと笑顔を取り戻して、さすがキッドと抱きついてきた。

やはり双子という事で、何でも似ている。お互いの事は良く知っている。

「でも、俺も諦めないからね。」

と、キッドが一瞬固まってしまうほどの衝撃を与える事を言って、さっさと奥の部屋へと引っ込んだ。

「・・・やはり、追い出した方が良かったのですかね?」

そうすれば、明日はあそこへ行けないだろう。

後悔ばかりがキッドを襲う。どうしてあの時、もっと早くカイトの気配に気付かなかったのだろうかと。

明日も会いに行くのに一緒なんだろうなと思いながら、キッドも休む為に反対側の部屋へと消えた。











「まったく、会議に出られないのは構いません。まぁ、相手や己の顔は仮面や被る布で見えないようにしていますけれどね。お願いですから、もう少し厚手をして下さい。」

いくらあったかくても体が丈夫トいうわけではないんでうすからと、必死に訴える男。

「わかってるよ、マコト。大丈夫。」

マコトはシンイチの世話係というか、監視役であった。とにかく、シンイチの側に付けておかないと、何もかも忘れ本に没頭していたり疑問に思ったものをひたすら考えたりしているからだ。

その為に、食事や睡眠を抜く事など日常茶飯事。なので、シンイチの父親で魔界の王であるユウサクがマコトに世話役を命じたのだった。

もちろん、誰でもいいというわけではない。なぜなら、本人は自覚なしだがかなり悪魔達や天使達から見ても魅力的で、その仕草で誘っているのではないかと思わせるものがあり、下手に可笑しな奴をつけると襲われてしまう恐れがあるのだ。

だからといって、簡単に襲われるシンイチではなく、蹴り飛ばして排除するのだが・・・。

マコトもシンイチの事に惹かれてはいるが、無理強いをしようとはしない。

本来悪魔とは、天使を堕天させたり人を誘惑したりするのだが、ユウサクの代から徹底的にそんなことは排除されていった。少し前の代から結構なくなりつつあったのだが、ユウサクは徹底的にやりだした。

それはまず、ユウサクの妻、ユキコは元天使でしかもかなり位の高い天使だった。ユキコの哀しみを見たくない為に、徹底的に排除したのだった。

マコトは元々そういったことに興味がなかったという事もあり反発はしなかったし、だからこそシンイチの世話役になったのだった。

シンイチはそんな二人の息子で、次の魔王候補でもあるのでしっかりとはしているが、何処かぬけているのだった。

「そー言えば。今日、天使の二人組みと会った。」

それを聞いてマコトは驚く。いくら悪魔といえども、シンイチの魅力にかかれば天使も悪魔のように襲うかもしれない。今の事態は神の考えも魔王の考えも平和で二世界の共生なので、そういった事は自由になってしまっている為、天使と悪魔が結婚しても問題ないし、天使が悪魔を襲っても問題は無い。

まぁ、この場合は裁判で裁かれるかもしれないが。何せ、相手の意思を無視しての行為だからだ。

「それで、何もなかったのですか?!」

服でおかしいところはないかと確認しだすマコトに苦笑して、ただ挨拶みたいな会話だけしたと答えた。

「なんだか、可笑しな奴だったぞ。あれたぶん、噂の双子神だ。」

それを聞いて安心する反面、少し複雑だった。今まで隠してきたシンイチの存在が知られてしまったという事。頭も技量も、そして力も過去最強と言われる二人。その二人ならシンイチが二人の正体を知ったように、知られているかもしれない可能性。

マコトは相手に全てを知られない為に翼は隠して置くように言っている。何せ、翼である程度階級が予想できるのだ。

「んー、明日もあそこで本読むからな。」

「駄目です。いくらまだ暖かくても、そんな格好で行くようなら、駄目です。」

「暖かい格好、用意してくれるんだろ?じゃぁ、問題ないじゃん。」

「そんな問題ではありませんよ。」

まったく、困った人だといいながらも、この人にずっと仕えて行きたいと願うマコト。

「それじゃぁさ、明日はマコトも一緒に行くか?」

「・・・そうですね。もし、その相手が不届き者ならば、成敗しておかなければいけませんし。」

「その時はほどほどにしとけよ。」

マコトの強さはシンイチも知っている。力を使わなくても、人間界で言う、空手や柔道のような体を使った技を仕えるからだ。身のこなしも戦闘の際の機転や咄嗟の判断もシンイチと同じぐらいすごかった。

「第一に、大丈夫だと思うぞ。とくに、キッドはだいたいあそこにいるときいつもいたからな。」

それは様子を伺っているというもので、狙っている不届き者と解釈するマコト。

「今日はもう寝ようかな。」

なんだか眠いぞと言うシンイチは奥にあるベッドへと向かう。

「なぁ、いつもそこで寝なくてもいいんだぞ。」

シンイチは少し不機嫌そうに言う。それは、マコトの事を心配していつも言うが、聞かないマコトに対して不機嫌になっていたのだった。

今日こそはベッドで寝かすと意気込んでいたが、今日もまた同じように、ベッドの布団に入った自分の側で、つまり床に腰掛けて眠るのだ。

「いざというときに、守れなくては護衛ではありません。」

マコトは世話役としてではなく、護衛役という地位も持っていた。

「体、壊すぞ。」

「心配無用です。私としては、少しでも貴方の側にいたいだけですし。」

ほら寝て下さいとせかされれば、目を瞑る。そして、眠いシンイチはすぐに夢の世界へと旅立ったのだった。

マコトもすぐにシンイチが寝たのを確認して、いつものようにベッドの縁に背を持たれて床に腰掛けて眠った。











今日も昨日に変わらないほどの晴天。

今日も会えるかなと嬉々として、隣にいるのは無視をして神殿を飛び出した二人。背中にはしっかりと立派な純白の翼が六枚付いている。

「抜け駆けはなしだぞ。」

「そういうカイトの方こそね。」

そんなことを言いながら、やってきたのは昨日と同じ場所。降り立てば、気付いた相手がこちらを見た。

昨日までとは違いにっこりと微笑んでくれる事に幸せを感じるが、二人は少し相手に悟らせないが気分が降下していた。

なぜなら、目の前にいる愛しい人の隣には知らない男がいる。それも、翼を見るからに悪魔でかなりの上級者。

思い当たるのは、魔王の息子の世話係として会議でも魔王の代理の息子の代理をしている男だ。何度かあの宮殿から外に出たときに顔を見ているのだから間違いはないだろう。

「今日も来たのか。本当に暇な奴等だな。」

そういいながら、マコトに少し後ろにずれろと言って、二人が座れるようにスペースをあける。

迎え入れてくれる様子に、うれしく思う二人だが、やはり目の前の男が気になる。一体どういう関係なのかと。

彼等はシンイチを見るだけで、重要な事に気付いていなかったのだ。いくら気配や力を抑えて翼も邪魔という理由もあるが、隠していたとしても二人なら気付けたはずなのだ。

シンイチがマコトが世話役しているその息子だという事に。

「こちらの方はどちら様で?」

シンイチが見ていないところではマコトをきつい目で睨む二人。

「そうだよな。二人は知らないな。えっと、俺の世話役やってるマコト。すぐ体壊すから心配だってことで、着いてきた。」

それを聞いて、えっとなる。世話役という事はつまり、シンイチは魔王の息子という事になる。

「昨日は会議があったから、ここにいても問題なかったんだけどね。いつも見張りというか、『機械鳥』がいて、何かの事態に対応できるようにしてるけど、今日は博士が修理してるからさ。」

そんな事をさらりと話していく。

「・・・シンイチは、魔王の息子、なんですか?」

「ああ、そうだけど?どうしたんだ?まさか、知らないってわけじゃないだろ?お前等神の双子だろ?」

「俺達の事、知ってたんだ・・・。」

「当たり前だろ?」

気付かなかったこともだが、知られている事にも動揺する。つまり、昔でいう敵対同士だ。今は平和な日々が続いているが、どうなるかわからない。

そして、自分達が惹かれた相手が自分と対立し、同じように上に立つ者だとは、知らなかった。

「どうやら、私が心配するほどの者達ではなさそうですね。どこか抜けていますし。」

少し安心する反面、知った後にどう行動するかが読めない二人に、どうしたものかと考えるマコト。何せ、先ほどかなり強い意志を伝えるかのように睨んできた二人だ。

「シンイチ、紅茶でも如何ですか?」

「・・・いる。」

「そちらのお二人はどうします?」

せっかくのお誘いだ。ここで断るのも理由がないのでおかしいだろう。二人はマコトに紅茶と、ミルクとスプーン五杯分の砂糖を頼んだ。

「・・・本当にそれ、飲むのか?」

マコトもいささか呆れたように、二人に紅茶とミルク、そして砂糖の入った瓶を渡した。すると、二人は何も言わずに同じ行動でミルクを大量に入れ、砂糖も大量に入れていた。

シンイチは胸焼けがするとげんなりしながら、大分白くなりかなり甘いであろうそれを見ながら思った。

あんなものは、悪魔でも天使でも飲めるもんじゃねーと思いながら、冷める前にと、自分の砂糖が一切入っていない紅茶を口にした。

本当なら、珈琲がほしいところだったのだが、胃を悪くすると言われ、今日は駄目だと散々言われ、紅茶を出されたのである。






その後は簡単に四人は会話で時間を過ごし、戻らなければいけない時間であったので別れた。

今度は週末にここで会おうという、約束をして。

その時こそこそとひそかになにやら計画を立てる二人の事等、シンイチは気付きもしない。

神殿では、きっと今に大変な事が起こると、企みのための準備をしだした二人に神に訴える者達が大勢いたとか・・・。

事情を知っている神は、少し様子をみたらどうだといいながら宥め、苦笑するのであった。






       終わり・・・?



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▼管理人のコメント

李瀬紅姫さまよりご好意で頂いてしまいましたvv
天使と悪魔ですよ!しかも悪魔新一と天使快斗!なんて萌え〜なvvv
小悪魔な新一さんはそりゃあもう思いっ切り魅力的なんでしょうねぇ(*´∀`*)
しかも魔王の息子ってあたりさすが。
いや、優作パパが魔王ってところがさすがというか(笑)
このお話でこっそり管理人の激ツボだったのは、キッドお兄ちゃんに甘える快斗、そして快斗にちょっと甘いキッド。
でも兄弟で恋敵ってところです(笑)
お兄ちゃんなキッド、いいですね!
何だか大抵キッドと快斗は新一を取り合ってることが多いんですが、ちゃんとお兄ちゃんしてるキッドさまがもうツボでツボで…!
オイシイお話をどうも有り難う御座いました!
紅姫さま、感謝感謝です〜vv