「くそ…っ」


 自分でも血の気がないと感じる白い手を眺めて、新一は忌々しげに舌打ちした。
 行き場のない怒りや焦り、恐怖。
 それらを拳にしてスプリングの効いたベッドに叩きつけた。
 ばふっ、という音が響いて、新一の感情を無言で受けとめてくれる。
 何度か繰り返した後、漸く落ち着きを取り戻したのか、新一はそのままベッドに崩れ落ちた。


(なんだってんだ、畜生…ッ)


 薄ら寒い気配が体を取り巻いて消えてくれない。
 着ていた衣服を乱暴に脱ぎ捨てると、そのままシーツにくるまって震える肩を両腕できつく抱き締めた。
 強く握りこんだため白い肩に爪が突き刺さる。
 それでも、新一は力を緩めようとはしなかった。


「俺は…っ」

 一体、何者なんだ…。


 そのまま引きずり込まれるように、新一の意識は深い眠りの中へと堕ちて行った。





 体中をまるで我が物顔で這いずり回る指。
 ともすれば吐き気を催すような唇の動き。
 時々鋭い痛みを伴っては、望んでもいない、汚いだけの痕を残していくそれら。
 がっちりと組み敷かれ、僅かな抵抗もままならない状態で、その不快感をひたすら己の手に噛みつくことで耐えていた。
 口内にはすでに切れた手の血が広がっていて、更に嘔吐感を煽った。
 下卑た男の声が、遠慮なしに耳を汚していく。

 なぜこんなことをされなければならない?
 どうしてこんな扱いをされる謂われがある?

 不意に耳に届いた声が。
 全ての引き金となった。


「へへ…将校になったら、捕虜にはいつでもこんなことができるんだぜ」


 没しかけていた思考で漸くその言葉の意味を理解したとき。
 体を包み込んだ、凍るように冷たい気配。





 ――コワシテシマエ





 声ではない声が耳ではなく頭に響いた。
 酷く聞き覚えのあるそれは自分のもので。
 けれど癖の違う声は、自分であって自分ではなかった。
 もっとずっと冷たく、全てを支配されてしまうような強い声。



 ――コワシテシマエ



 痛いほどに頭の中に響き渡る強烈な声に新一は目を見開く。
 その変化にも気付かず、行為を続けようとする男。



 ――コ・ノ・テ・デ

 …うるさいっ



 ――ソ・イ・ツ・ヲ

 …やめろッ



 ――コ・ワ・シ・テ・ヤ・ル!

 ………嫌だ…っ!



 冷たかったはずの体が急激に、燃えるように熱くなった。
 体の芯が炎に包まれるように。
 そのくせ、少しも痛みは感じなくて。

 気付いたら、目の前には気を失って完全に伸びている男がいた。
 何が起きたのかわからずぐらぐらする頭を無理に振って、新一は辺りを見渡した。
 すでに先ほどの声は聞こえない。
 熱も感じない。
 自分と男以外には誰もいない。

 あれは、幻聴だったのだろうか?
 あの熱は幻覚?

 そう思ったとき。
 まるで燃えたように、ところどころが焦げて穴の空いてしまっている服に気付いた。


(…幻じゃないのか?)


 服が焦げているということは、あの炎は本物だということだ。
 だとすれば、幻聴と思っていたあの声も本物かも知れない。
 何より。
 それをしたのは、自分自身…?

 わけのわからない力に新一は恐怖した。
 自分の中にいるかも知れない、自分ではないもうひとりの存在。

 新一は気を失ってしまった男を放ってもおけず、志保の元へと向かったのだった。










* * *


 普段、怠ることはなくとも快斗はあまり仕事に積極的ではない。
 けれど今日は誰に言われたわけでもないのに自らさっさと仕事をこなしていた。
 良すぎる頭のおかげで、常人では考えられないスピードで仕事が終わる。
 その様子に驚愕している将校たちを後目に、用事があるから今日はこれで上がると言って快斗は基地を出てしまった。
 残された中尉達は皆思う。
 …このやる気を毎日出してくれたら、どんなに仕事がはかどるだろうか。

 快斗は兵士達の宿泊施設へと戻っていた。
 目指す場所は地下。
 天才軍医と名高いドクター、宮野志保を訪ねるためだった。
 足音を殺すことに慣れてしまった体では逆に足音を響かせて歩くことが難しい。
 長い回廊には衣擦れの音すら聞こえなかった。


「こんにちは、ドクター」


 初めて訪れた場所。
 聞いていたとおり他とは異なった扉を珍しげに眺めたのも一瞬で、快斗はさっさと中へと入り込んだ。
 躊躇いもなく進んで、デスクに向かって仕事をしていた彼女へと話しかける。
 突然の来客に少々驚きながらも振り向いた彼女は、噂に違わずかなりの美貌の持ち主だった。
 その彼女の眼鏡の奧の瞳がすっと細くなる。


「あら、黒羽大佐。お初にお目に掛かります」
「初めまして、宮野ドクター」
「何かご用かしら?悪いけど、用のない人はここに入れないことにしてるの」


 最高責任者を相手に少しも動じた様子のない彼女に快斗は苦笑する。
 どうにも彼の関係者には肝の据わった連中が多いようだ。
 この間の一等兵と言い、目の前の軍医と言い。
 けれどすぐにその苦笑をおさめると、快斗は表情を引き締め真剣な眼差しで言った。


「工藤少佐のことで話があって来た」
「…工藤君、ですか」


 志保の目が眇められたのを快斗は見逃さない。
 そして確信した、彼女は少なからず事情を知っているのだと。


(少佐、ですって?結局、本部はやりたい放題ね…)


 新一の昇格を知らなかった志保だが、すぐにことを悟る。
 彼が進んで昇格を望まないのは知っていた。
 けれどそれは軍人として生きていくと決めた新一にはこれからずっと付きまとう問題だ。
 仕方ないことでもある。
 それよりも気になるのは……


「大佐が彼に何の用かしら?」


 十四支部の最高責任者だというだけあって、毎日顔もあわせるだろうし知り合いなのだろうけれど。
 新一のことを聞きにここに来るということは、少なくとも志保と新一の関係を知っているということだ。
 情報が漏れるということはまず有り得ないから、本人か或いは服部から聞いたということになる。
 けれどあまり他人に気を許そうとしない新一が、そしてその新一を何より大事に思っている服部が、軽はずみに情報をもらしたりするはずがない。


「取り敢えず、今は黒羽で良いよ。大佐としてじゃなく黒羽として来たんだからさ」
「…は?」
「だって、志保ちゃんと俺ってそんな歳変わんないんじゃない?なんか嫌なんだよね、同じ年頃の奴にまで敬語使われるのって」

 年上の奴だと不思議に気にならないんだけどねー。


 そう言って先ほどまでとは百八十度態度の豹変した快斗に、志保は呆気にとられていた。
 天才軍医、絶対零度の冷静さを持つ志保にこんな表情をさせられるような輩はまずいない。
 更に軽々しく名前を呼んだりする奴もいないのだが。
 志保はまさに目が点、と言った様子だ。
 けれどどうにか平静を取り戻した志保は、胡散臭そうに言った。


「…それが貴方の地なの?」
「そうだよ。俺だって四六時中ぴっしりなんてしてらんないもん」
「あ、そう…まあそんなことはどうでも良いわ、…黒羽君」
「うん」


 快斗は目に見えて表情を引き締める。
 その中にひどく真剣なものが見えて、なぜか志保は無条件で信じたくなってしまうような心地になった。
 快斗がどうしてここに来たのか。
 その理由すらわかってしまったような気がして。


「用件を言って頂戴。ただし簡潔にね。回りくどいのは嫌いなの」


 それまで肩越しに会話をしていた志保はくるりと椅子を回転させると、快斗ときちんと向き合った。
 立ったままの快斗にベッドへ腰掛けるよう勧めたが、快斗はそのままの姿勢から動かなかった。
 そうして、少し躊躇った後。


「工藤に何かあったんだろ?昨日…多分、あいつが解熱薬を貰いに行くまでに」


 快斗の言葉に志保は、やっぱり…と沈黙した。
 誰も気付かないような微妙な新一の変化に、いち早く気付いたのだろう。
 そしてその理由を聞きに、わざわざ大佐本人が自らここに足を向けたのだ。
 なぜ部下を使わなかったのかはわからないが、大佐と軍医という間柄で交流こそ無かったが目の前の男が名ばかりの人物ではないと志保には一目でわかった。
 新一や志保にも負けないほどの頭脳の持ち主だろう。

 快斗は志保の沈黙を肯定ととったのか、話を続けた。


「あいつ、触られるのをひどく嫌がった。今まで傷の治療は俺がしてたから今更嫌がられるのはおかしいと思ってさ」


 触れたのはほんの数瞬、しかも額だ。
 治療の時は腹や肩、普段なら晒さない部分にも触れるというのに抵抗されたことはなかった。
 それなのに今朝の新一の反応は、まるで一瞬でも触れていたくないと言った感じだった。
 あれは快斗個人にというよりも全てを拒否するような態度であった。

 ふと考えに沈みそうになった快斗が顔を上げて志保を見ると、志保は驚愕に瞠目していた。


「工藤君の治療を…貴方がしてた、ですって?」
「ああ…君に心配かけたくなかったんじゃないかな」


 小言を食らいたくない、というのも本音だろうけれど。


「別に志保ちゃんの腕を疑ってるとか、そういう意味じゃ…」
「そんなことはどうでも良いのよ。貴方、工藤君の素顔を知ってるの?」
「え?うん、知ってるけど。工藤はしょっちゅう俺の部屋に来てるし」


 志保の瞳が更に大きく見開かれる。
 何がそんなにおかしいのだろうか、と快斗は怪訝そうに覗き込んだ。


「…貴方、工藤君とどういう仲なの?」
「どうもこうも…今の君と俺みたいなもんだよ。気を遣わずに話せる相手ぐらいには思われてるんじゃない?」


 冗談じゃない、と志保は思う。
 気を遣わずに話せる£度の相手に素顔を晒したりしないのだ、新一は。
 つまり、新一はこの大佐を認めているのだ。


「…それで、昨日のことを聞いてどうするつもり?余り口にしたい話じゃないのよ」
「ああ…何があったのかは予想ぐらいはついてるさ。どこかの馬鹿が、工藤に手を出したんだろ」

 違うか?


 紫紺の瞳に剣呑な色が滲む。
 それまでの飄々とした雰囲気や人懐こい笑みが急に形を潜めた。
 その冷涼な気配に寒気すら感じてしまい、志保は僅かに動揺する。
 無言の志保に、快斗はただ無表情で告げた。


「質問を変えよう。誰があいつに手を出した?」
「…それを聞いてどうするつもりなのかしら」

 まさか言いふらすなんて馬鹿な真似はしないでしょうけど、どういうつもりでそんなことを聞くのかしら?


 ふ、と快斗の気配が苦笑に変わる。
 それに心なしほっとして、志保は快斗の言葉を待った。
 けれど、続いた台詞に再び固まってしまうのだった。


「俺、あいつに惚れてるんだよね」


 ――…は?

 思わず、と言った感じで口から滑り出た志保の声に、快斗は苦笑を深める。
 けれど志保が見た限り快斗のその瞳に嘘はなかった。
 心底困ったような、参ってるような……
 志保は初めて黒羽大佐≠ナはなく黒羽快斗≠ニして、彼が年相応に見えたような気がした。


「…本気?」
「かなりね。情けない話、まだ何にも言ってないんだけど。てゆーか言えないでしょ?」
「そう、ね…それに今は特に、そういう感情を持って近づかれるのを嫌がるかも知れないわ」
「でしょ。けど、黙ってるつもりは毛頭ないんだよね」
「…どうするつもり?殺したりしたら、工藤君黙ってないわよ?」


 物騒なこと言うね、と快斗が笑う。


「そんなことしないよ。ちょっと思い知って貰うだけ」
「…そう」


 あっさり納得した志保に、快斗は止めないの?と小首を傾げる。
 へたに顔の造作が新一と似ているので、それはなんだか妙な既視感を志保に与えた。
 新一の何気ない仕草と酷似したそれ。
 それがうつってしまうほど、二人は時間を共有してきたのだろうか。
 もしそうだとしたら、志保に止める理由はないのかも知れない。


「止めないわよ。私も何かしてやろうと思ってたし」
「…意気投合?」
「思うところは同じようね」


 向かい合った二人がくす…と笑みをこぼす。
 剣呑な気配を全開にした二人に近づける者など、きっと誰ひとりいないだろう。
 …新一をおいて、他には。










* * *


 げらげらと下卑た笑いが二等兵の私室が並ぶ一角に響く。
 ろくでもない連中というのは集まるらしく、その部屋を共同で使う四人が全員似たような卑しい顔つきをしていた。
 一日の訓練が終わり、各自に割り当てられた雑務も終了し、漸く自由の時間となったのは午後六時。
 きつい労働に耐え抜いた一日の終わりに、彼らは酒をひっかけながらポーカーと談笑を楽しんでいた。


「そんでよ、そん時あの女、なんて言いやがったと思う?不細工はお断りだってよ!ふざけんじゃねー、オメーの方がブスじゃねぇかってんだ!」


 まわりの男が一斉に笑い出す。
 普通なら怒りたくなるようなこんな話題もここでは日常茶飯事で、ただの笑い話にしかならなかった。
 女性の少ない現在、容姿性格に拘わらず女はもてる。
 放っておいても男の方から寄ってくるのだ。
 そして彼女たちは当然のようにいい男を選ぶ。
 そうなると、顔の造りが良くなければなかなか女性とはお近づきにはなれないのである。

 一通り笑い終えた男のひとりが、次は俺だとばかりに隣の男に話を振る。


「そういやお前、この間すげーマヌケだったよな!」
「そうそう、あんときゃ笑ったぜっ」


 お前、と言われた男はばつが悪そうに顔を歪めた。


「すげー上玉を組み敷いてたはずが、気付いたらいつの間にか気絶してたってヤツだろ!」
「情けねー話だよなぁ」
「しかも目が覚めたら目の前に美女が立ってて?」
「その美女に部屋から蹴り出されたんだっけ?」


 途端、どっと再び室内に笑い声が響き渡る。
 この馬鹿騒ぎも毎度のことなのか、もう隣室からの苦情が来ることもなくなっていた。
 相変わらずひとり面白くなさそうに酒をあおっていた男が漸く口を開いた。


「うるせぇ!どっちみち二人も美人を拝めたんだ、良いだろっ」
「全くだな」


 片方はプロポーションも顔も申し分のない、まさに美女。
 性格は少しきつめのようだがそれでも美女にはかわりない。
 そしてもう片方は……
 男のくせにいやに細い体をした、白磁の肌と美貌の持ち主。
 その肌の吸い付くような滑らかさに、つい男だということも忘れてしまうほどだった。
 そして何よりも印象深かったのは、組み敷かれながらも怯えることを知らなかったあの双眸。
 目の裏に焼き付いて離れない、その鮮烈な蒼。


「そんな美人がいるんなら、ぜひ一度拝みに行かなきゃなぁ?」


 顔を見合わせて男たちがにやりと笑い合う。
 普段ならそこに混ざるはずの男は、今はどこか一線を引いて彼らの様子を黙って見ていた。
 こんなおいしい話に乗らない自分ではないが、あの美女の顔を思い出すと薄ら寒い感覚に陥るのだ。
 去り際に吐かれた言葉が嘘ではないのだと直感で感じる。
 しかしだからと言って彼らを牽制する気も起きなかった。

 と、そこへ唐突にノックが響いた。
 盛り上がっている時に無粋な…と不機嫌になりつつも、一番扉に近い位置に座っていた男が立ち上がる。
 ぞんざいな態度で扉を開けた彼だったが、そこに立っていた人物を見て硬直してしまった。


「くつろいでいるところに悪いな」
「い…、いえ、とんでも御座いませんっ、黒羽大佐!」


 突然の訪問者はなんと大佐で、普段直接会話をすることなど許されない身分である男は縮み上がった。
 なぜ大佐がここにいるのか、ぐるぐるとまわる頭では考えがまとまらない。
 その様子に大佐が嘲笑めいて口元を歪めたのにすら、彼は気付けなかった。


「あ、あの…どういったご用件で?」
「用があるのは松井二等兵、お前だ。他の者は外へ出ていて貰いたい」
「へ…?俺ですか?」


 咄嗟に居住まいは正したものの、未だ手にはカードを握ったままの男は、自分が指定されたことに心底驚いた。
 確かに自分の力は自分でも結構イケてるんじゃないかとは思うけれど、どうにもそれで目を付けられたというわけではなさそうだし……


「ああ、大事な話だ。少し時間がかかる。お前たち、食堂にでも行っててもらえるか」
「は、はい!」


 大佐に逆らえるはずもなく、もとより逆らう理由もなく、彼らは敬礼するとさっさと部屋を後にしてしまった。
 ひとり困惑顔の男――松井二等兵は、彼らのその薄情な態度に腹を立てながらも、最高責任者が一体何の用だろうと緊張する。


「大佐、あの、話とは何ですか?」
「そうだな…何か心当たりはないか?」


 心当たりと言われても、松井には昇格の話だろうか?ということぐらいしか思い浮かばない。
 だがさすがにそれを口に出すのは気が引けて無言のままでいると、大佐の瞳が目に見えてすっと細くなるのがわかった。
 何か自分は失礼を働いたのだろうか、と松井は焦る。


「…心当たりはないんだな?」
「は、い…申し訳ないですが…」
「そうか。お前にとってはその程度と言うことか」


 それまで扉の近くに立っていた大佐が松井に歩み寄る。


「お前が少しでも罪に感じているのなら、まぁ許しはしないが、加減ぐらいしても良かったんだがな。お前はその記憶にすら残していないらしい。それでは俺にも救いようがないな」

 何せ、彼女からも宜しくと頼まれてるもんでね。


 地を這うような大佐の低い声に、松井は背筋が凍るような思いがした。
 何かはわからずとも何か不実を行ったのは確かだ。
 …それが、今しがた話していたことだと気付かずとも。


「お前は手を出す相手を間違えた。そう言ったらわかるか?」
「!」


 ま、さか…?

 驚愕に瞠られる男の目を見て、大佐は満足そうに口端を持ち上げた。
 人の大事なものに手を出しておいて忘れていましたなど、許さない。


「な、なぜ大佐が…?」
「…手を出す相手を間違えた、と言っただろう?お前が手を出したのは――工藤少佐だ」


 目をこれ以上ないほどに見開いた彼の鳩尾に、大佐は容赦のない蹴りを見舞った。






BACK TOP NEXT

新ちゃんが謎なことに…!?アハハ。
志保と快斗、最強(凶)タッグvv
本当はもっと快斗に痛めつけてもらう予定だったけど、なんだか松井さんが気の毒で(笑)。
汚いシーンはカット。
あと1、2話で第一章終わりかな?